ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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ALSの運動神経終板における補体活性化
▽ALSにおいては、免疫系の活性化が脊髄や中枢神経において報告されています。SOD1変異モデルマウスにおいては症状出現前において、運動神経終板において、免疫系の補体蛋白質であるC1qとC3/C3bの沈着が報告されており、運動神経変性に先立って、補体系の活性化が存在することを示唆するものです

▽今回研究者らはヒトALSサンプルを用いて、このことを検証しました。

▽11名のALS患者からの筋肉組織が健常対照者と比較されました。運動神経終板におけるC1qや膜侵襲複合体(MAC)、CD55、CD59などが免疫染色などで検討されました。

▽その結果、ALS患者の運動神経終板においては、補体系活性化に伴う蛋白質の沈着がみられました。ニューロフィラメントと同時にC1qが観察され、膜侵襲複合体や高濃度のCD55,CD59も運動神経終板において観察されました。

▽以上の結果は、ALSの病態において、運動神経終板における補体系の活性化が重要であることを示唆しており、今後の治療対象として注目すべきものと思われます。

(この研究は、オランダ、Academic Medical CenterのBahia El Idrissiらにより報告され、平成28年4月7日付のJournal of Neuroinflammation誌に掲載されました)
引用元
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4823861/
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