ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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ALS治療対象としてのヒト筋肉由来アセチルコリン受容体
▽これまでに、ALSにおいては運動神経に異常を来す前に、骨格筋におけるアセチルコリン受容体の発現に異常が存在することが報告されています

▽1例のALS患者の症例報告において、内在性カンナビノイドであるパルミトイルエタノールアミド(PEA)投与が、筋力や呼吸機能の改善をもたらしたことが報告されました。

▽あるALS患者から筋膜の一部をアフリカツメガエル卵母細胞に顕微移植することにより、PEAは、神経伝達物質の繰り返し投与により生じるアセチルコリン誘発性電流の脱感作を減弱させることがわかりました。

▽ヒト遺伝子組換えアセチルコリン受容体サブユニットを用いた実験により、PEAは、特定のサブユニット(ε-AChRs)のアセチルコリン電流の減少に対して影響を与えることがわかりました。

▽さらに、定量的PCRにより、ALS患者においては筋肉におけるα1サブユニットの発現亢進が起きていることがわかりました。その他のサブユニットの発現量には違いがありませんでした。

▽臨床的にはPEA投与を受けたALS患者は、努力性肺活量の減少が未治療患者と比較して抑制されました。

▽今回の結果か、ALSの病態に骨格筋が関与していることの証拠をさらに増強するものであり、今後の治療法開発において、新たな視点を与えるものです

(この研究は、イタリア、University of RomeのPalmaらにより報告され、平成28年2月29日付のPNAS誌に掲載されました)

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