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第26回国際ALS/MNDシンポジウム 抄録集その1
・平成27年12月11日から13日にかけてアメリカ、フロリダ州オーランドにて第26回国際ALS/MNDシンポジウムが開催されます
・開催に先立って発表の抄録集が公表されました。以下少しずつ要約します

ウルソデオキシコール酸の有効性について

▽韓国において保険承認されているYoo's solutionは経口投与可能で、脳内および脊髄内に治療濃度のウルソデオキシコール酸を到達させることができます

▽ウルソデオキシコール酸はグルココルチコイド受容体依存性にNF-κBを抑制し、脂質過酸化に起因した異常を減弱させることが報告されています

▽今回韓国において第3相臨床試験が、63名のALS患者を対象に無作為割付二重盲検クロスオーバー試験で行われました。

▽患者は3.5g/日のウルソデオキシコール酸を投与される群とプラセボ投与群に分けられ、3ヶ月間経過観察され、1ヶ月間のwashout期間後に、両群を入れ替えて再び3ヶ月間、経過観察されました。

▽試験期間を完遂した16名の患者については、ウルソデオキシコール酸投与中はAALSRS(Appel ALS rating scale)において、プラセボ投与期間と比較し42%の進行遅延効果がみられました

▽投与期間中のAALSRSの変化率は投与群で2.24点/月、プラセボ群では3.88点/月で有意差を認めました(良く使用されるALSFRS-Rと違うため、この数字の大きさがどのくらいなのかよくわかりませんでした)

▽ウルソデオキシコール酸は韓国と日本で発売されており、現在までに数百名の患者が摂取中とのことです。日本でボランティアとして参加した患者の自己報告データによると、10ヶ月間の摂取により36%が部分的回復を自覚し、50%が進行遅延を自覚したとのことです

・今後のさらに大規模な臨床試験での検証が期待されます

引用元
http://www.tandfonline.com/doi/pdf/10.3109/21678421.2015.1098819
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コメント
コメント
ウルソデオキシコール酸
HIDEさん
教えてください。
Yoo's solutionは、日本で市販されている以下のウルソデオキシコール酸と同じですか。
例えば、100mg錠剤を35個/1日飲めば治験と同じでしょうか。

http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se23/se2362001.html

Yoo's solutionは、2010年頃日本でも話題になり、このサイトでも何回か紹介されました。ただ、値段が高いのとALS協会が否定的なコメントを出したので、以後あまり見かけなくなりました。

http://alexkazu.blog112.fc2.com/blog-entry-45.html
http://style-tk.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/als-5fbf.html
http://www.alsjapan.org/-article-154.html
http://w01.tp1.jp/~a021089371/als031.htm
2015/12/06(日) 14:31:46 | URL | かなくん #- [ 編集 ]
Re: ウルソデオキシコール酸
>かなくんさん

Yoo's solutionについては、今回私は初めて目にしましたので、以前ALS協会で話題になったことは知りませんでした。
ただ、現段階では、科学的根拠は不十分となりますので、私も臨床的には現段階では推奨できないという結論になります。
もうちょっと調べて記事にさせていただきます
2015/12/06(日) 23:48:01 | URL | HIDE #- [ 編集 ]
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