ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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血漿マイクロRNAが孤発性ALSのバイオマーカーとなりうる可能性
・北海道大学の研究グループからの報告です

▽ALSのバイオマーカーを同定することは、早期診断や病態進行の指標、治療反応性の指標となりうる点で有用です。マイクロRNAは18-25塩基からなる小さな短鎖RNA分子であり、動植物においてmRNAの転写調節や神経系の発達において重要な役割を果たしていると考えられています。

▽これまでに同定された多くのALS原因遺伝子は、RNA代謝に関連する経路と関連する機能を有しており、これら遺伝子の異常はマイクロRNAの成熟過程にも影響を与えうるものと考えられます。

▽研究者らは、探索群として、16名の孤発性ALS患者と10名の健常者の血漿を用いて、マイクロRNAの分析を行いました。その後48名の孤発性ALS患者と47名の健常者からなる検証群を用いて、結果の妥当性を検証しました

▽その結果、10-40塩基からなるRNAの割合が、ALS患者では有意な増加を示していました。全RNA濃度と発症からの年数は負の相関を示しました。

▽患者群においてマイクロRNAのうち3種類は発現増加し、6種類は発現が低下していました。そこで患者と健常者との比較において、量的な変動の少ないマイクロRNAを抽出したところ、hsa-miR-4649-5pとよばれるマイクロRNAは発現亢進し、hsa-miR-4299とよばれるマイクロRNAは発現が低下したバイオマーカーとして妥当であることがわかりました

▽いずれのマイクロRNAもEPHA4とよばれる神経系に関連した遺伝子に作用し、ALSの病態に影響を与えると考えられます。

(この研究は北海道大学のTakahashiらにより報告され、平成27年10月24日付のMolecular Brain誌に掲載されました)
引用元
http://www.molecularbrain.com/content/8/1/67
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