▽アメリカALS協会とClinical Research in ALS and related disorders for Therapeutic development (CReATe) は新たに2つの研究プロジェクトへの資金供与を決定しました
▽1つ目の研究は、ロンドン大学のグループで、C9ORF72遺伝子変異から生じる、2塩基繰り返し配列を有する蛋白質の検出方法を開発するものです。これまで用いられているELISA法と比較して1000倍の検出感度増大を目指しています。この方法の開発により血液検査でC9ORF72遺伝子変異に起因した異常蛋白質を検出可能となることが期待されており、成功すればバイオマーカとしての活用や、治療効果判定にも用いることができる可能性があります。
▽2つ目の研究は、ミシガン大学のグループで、最近新たなリンパ球サブグループとして同定された自然リンパ球(Innate Lymphoid Cell:ILC)のALSにおける役割について調べるものです。
引用元
http://alsnewstoday.com/2015/10/06/als-association-create-consortium-announce-funding-two-new-als-studies/