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ALSに対するインターロイキン-1アンタゴニストの有効性:予備的試験結果
▽前臨床試験段階においてインターロイキンー1(IL-1)受容体阻害薬がALSに対して有効であることを示唆する結果が得られていました。

▽今回研究者らは、IL-1受容体アンタゴニストである、Anakinra(ANA)のALSに対する有効性を検証する小規模試験を実施しました

▽17名のALS患者が1日あたりANA100mgを1年間投与されました。対照群の設定がなかったため、過去の観察研究から47名のマッチした患者のデータを用い、有効性が検討されました。

▽副作用については軽度のもののみでした。炎症マーカーであるサイトカインやフィブリノーゲンについては投与開始24週間で低下を認めました。

▽しかしながら、ALSFRS-Rで測定した疾患の進行度については、有意な改善効果は認められませんでした。17名中94%の患者でANAに対する抗体が産生されていました。

▽以上よりANAの安全性が確認されましたが、IL-1を対象とした治療戦略の有効性についてはさらなる検証が必要です

(この研究はドイツ、Charité-University HospitalのMaierらにより報告され、平成27年10月7日付のPlos One誌に掲載されました)
引用元
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0139684
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