ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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ALSに関連したFUS遺伝子変異はマクロオートファジーを抑制し、Rab1の活性化で回復する
▽ALSにおいては、運動神経細胞において、折り畳み異常蛋白質の封入体蓄積がみられます。自食作用はライソゾーム中における凝集蛋白質の代謝の主要な経路です。

▽自食作用はオメガソームの形成と、オートファゴソーム膜の形成により開始され、これがライソゾームに結合します。

▽FUS遺伝子変異は家族性ALSの5%においてみられ、孤発性ALSにおいても、FUS陽性封入体が観察されます

▽今回、研究者らは、FUS遺伝子変異が自食作用を障害することをみいだしました。FUS変異神経細胞においては、ユビキチン化蛋白質の蓄積がみられ、自食作用関連因子であるp62とNBR1の発現がみられました。またオメガソームとオートファゴソーム形成は抑制されていました

▽しかしながら、これらの細胞においてRab1蛋白質を過剰発現させると、異常所見は軽快しました。このことはRab1はALSにおいて保護的に作用することを示唆しています

▽FUS遺伝子変異ALS患者の脊髄運動神経細胞においても、LC3陽性小胞体が増加しており、このことは自食作用が障害されていることを示唆しています。ALSの病態における自食作用の障害の重要性を示唆するものです。

(この研究は、オーストラリア、Trobe UniversityのK Y Sooらにより報告され、平成27年9月14日付のCell Death Discovery誌に掲載されました)
引用元
http://www.nature.com/articles/cddiscovery201530#affiliations
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