ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
全世界から最新の治療情報を見つけ出し、ここで紹介します。完治するまで戦い続けましょう!
201709<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201711
メラトニンのミトコンドリア機能不全に対する抗酸化物質としての治療的有効性
▽ミトコンドリアは細胞のエネルギー代謝に関与する他、細胞内へのエネルギー分配、エネルギー調節、活性酸素の調節、カルシウム代謝調節、アポトーシスの調節などに関与しています。

▽同時にミトコンドリアは、活性酸素の主要な産生源であり、活性酸素による障害のターゲットでもあります。従ってミトコンドリアの関与する疾患の多くが、活性酸素によるミトコンドリア障害と病態的な関連性があると考えられています。

▽ミトコンドリアの機能不全により、フリーラジカルの増加、NOの増加、電子輸送系の障害などが生じます。ALSも活性酸素に起因したミトコンドリア障害が病態の一部と考えられています。

▽メラトニンは、松果体ホルモンですが、抗酸化作用を有し、ミトコンドリアにおけるエネルギー産生の調節因子としても機能します。

▽メラトニンは、ミトコンドリア膜から選択的に取り込まれ、この性質は他の抗酸化作用物質とは異なる性質であり、神経変性疾患における治療的有効性が期待されています

▽動物モデルでの実験により、メラトニンは、ミトコンドリア機能不全に起因した酸化的ストレスから細胞を保護する作用を有することが報告されています。

▽ALSなどの神経変性疾患において、治療的有効性を有する可能性があります

(このような仮説もありますが、メラトニンのSOD1変異ALSモデルマウスにおける実験では、有効性があったとするものと、有効性がなく、むしろ有害であったとの報告があり、今後の検証が必要です)

(この総説は、インド、Kashmir universityのGanieらにより報告され、平成27年6月18日付のRejuvenation Research誌に掲載されました)
引用元
http://online.liebertpub.com/doi/10.1089/rej.2015.1704
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.