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グリア性瘢痕の表面に細胞を移植することによる機能的な神経再生の可能性
・京都大学の研究グループからの報告です

▽細胞移植による治療は、ALSなどの神経変性疾患に対する治療法として可能性が追求されてきました。

▽しかし、移植した細胞が生着し、機能的に宿主と統合することは、困難な試みでした。慢性神経変性疾患におけるグリア性瘢痕は、神経再生を強力に阻害するため、この困難を克服する必要がありました

▽神経組織内への細胞移植は、宿主に細胞を移植する手段として最も有効な方法と考えられています。しかし、ラットの聴覚系におけるグリア性瘢痕モデルを用いた実験では、chondroitinase ABC (ChABC)で前処置を行った聴神経への神経組織内への細胞移植は、不成功に終わりました

▽移植した大半の細胞は、数週間以内に死滅しました。しかしながら、移植する細胞を、ChABCで処理したグリア性瘢痕を伴う聴神経の表面に移植したところ、細胞は組織内に自律的に遊走し、聴神経経路を再生し、聴覚機能を回復しました。

▽以上の結果は、グリア性瘢痕の表面への細胞移植が、宿主と移植細胞の機能的統合への道を拓き、侵襲性の少ない、神経系の再生手法として有効な可能性を示唆するものです。

(この研究は、京都大学のSekiyaらにより報告され、平成27年6月15日付のPNAS誌に掲載されました)
引用元
http://www.pnas.org/content/early/2015/06/09/1501835112.abstract
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