ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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4-HydroxynonenalはTDP-43の不溶化と細胞内局在異常をもたらす
・国立精神・神経医療研究センターの研究グループからの報告です

▽TDP-43はALSにおけるユビキチン陽性封入体の主要な構成成分です。封入体中の異常TDP-43はリン酸化しており、核内から細胞質内に局在部位が変化しています。

▽TDP-43蛋白質の変化、とくに不溶化および凝集と細胞質内での異常局在化がALSの病態に関与すると考えられています。

▽4-Hydroxynonenal(HNE)は、酸化的ストレスのマーカーですが、孤発性ALS患者における濃度上昇が報告されています。しかしTDP-43へのHNEの影響は不明でした。

▽今回研究者らはこの点について調べ、HNEがTDP-43の不溶化、リン酸化と細胞質への異常局在化を引き起こすことを細胞モデルで明らかにしました。TDP-43蛋白質のシステイン残基が、HNEに起因したTDP-43の不溶化に重要であることがわかりました。

▽以上の結果は、HNEがTDP-43蛋白質の性質を変化させ、ALSの病態の原因となりうる可能性を示唆するものであり、HNE濃度の上昇がALSのリスク因子となる可能性を示唆するものです

(この研究は、国立精神・神経医療研究センターのKabutaらにより報告され、平成27年5月18日付のBiochemical and biophysical research communications誌に掲載されました)
引用元
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0006291X15009419
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