ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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メキシレチンの日本での第2相臨床試験結果
・日本で行われたメキシレチンの第2相臨床試験の結果が報告されていました
・single blindで行われています

▽ALSでは運動神経細胞の過活動性が報告されています。またナトリウム電流の持続的な増加が病態の悪化と関連しているといわれています。今回、研究者らは、ナトリウムチャネル遮断薬であるメキシレチンのALSに対する安全性と有効性を確認するための臨床試験を行いました

▽60名の患者が、リルゾール単独群と、リルゾール+メキシレチン300mg投与群に無作為に割り付けられました。投与開始6ヵ月後のALSFRS尺度の変化量が主尺度であり、その他、持続的なナトリウム電流の指標として正中神経のSDTC(strength-duration time constant)が測定されました。

▽6ヶ月後のALSFRS尺度の変化量は、リルゾール単独群では平均-7.0点で、メキシレチン+リルゾール群では平均-6.9点であり、有意差はありませんでした。SDTCによるナトリウム電流の減少効果も確認できませんでした。副作用はリルゾール単独群の20%、メキシレチン群の33%でみられました。

▽以上の結果は300mg/日のメキシレチン投与は、ALSに対して治療的効果がない可能性を示唆しており、今後より高用量のメキシレチンや、ナトリウム電流を抑制するその他の薬剤による臨床試験の実施を考慮する必要があります。

・先日海外で行われ、当ブログ(http://alexkazu.blog112.fc2.com/blog-entry-458.html)でも結果をご紹介したメキシレチンの臨床試験では、ALSFRSについては治療的効果がみられなかったものの、最大900mgまで投与され、高用量投与群において筋痙攣頻度が有意に減少したとの報告がなされています。今後さらに検証が必要ですが、高用量においてALSの一部症状に対して有効である可能性があります。

(この研究は、千葉大学のShibuyaらにより報告され、平成27年5月11日付のAmyotrophic lateral sclerosis & frontotemporal degeneration誌に掲載されました)
引用元
http://informahealthcare.com/doi/abs/10.3109/21678421.2015.1038277
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