ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
全世界から最新の治療情報を見つけ出し、ここで紹介します。完治するまで戦い続けましょう!
201707<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201709
TDP-43の断片化のパターンがTDP-43の排泄と細胞毒性を決定する
・大阪大学の研究グループからの報告です

▽TDP-43と、そのC末端断片であるCTF25は、ALSと前頭側頭型認知症において重要な役割を果たします。培養細胞や動物モデルにおいてTDP-43の過剰発現はCTF25の産生をもたらしますが、CTF25を生じる切断部位と、その生物学的活性の詳細については不明でした。

▽研究者らは、N末端から数えて174番目のアスパラギン酸(Asp174)がCTF25を産生する切断部位であることを明らかにしました。TDP-43は最初にAsp174の後部で切断され、その結果caspase-3/7が活性化し、さらにTDP-43の断片化が促進されます。また、この切断を阻害することにより、TDP-43の排泄が高度に遅延し、細胞死が誘発されました。

▽さらに、小胞体膜結合酵素であるcaspase-4がAsp174での切断を担う酵素であることが判明しました。このcaspase-4を阻害すると、TDP-43の断片化が抑制され、細胞生存性の減弱につながりました。

▽以上の所見は、caspase-4によるAsp174後部での切断がTDP-43排泄の起点となり、TDP-43の過剰発現に起因した細胞死を防ぐために必要であることがわかりました。

(この研究は大阪大学のLiらによって報告され、平成27年1月26日付のNature Communications誌に掲載されました)
引用元
http://www.nature.com/ncomms/2015/150129/ncomms7183/full/ncomms7183.html
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.