ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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新しい技術が神経変性疾患の病態解明に有用かもしれない
▽Utrechi大学の細胞生物学者らは、神経細胞内の選択的な一部分を、細胞内の別の場所に移動させる技術を開発しました。この技術により、細胞内器官が機能を発揮する際に、細胞内に存在する部位がどのような意義を有するのかについて正確に調べることが可能となります

▽この部位特異性を調べることにより、ALSなどの神経変性疾患の病態解明に役立つことが期待されています。

▽この技術は、全ての細胞に対して応用可能ですが、神経細胞の研究への応用が興味深い分野です。他の細胞と違い、神経細胞が損傷を受けた場合、他の細胞に置き換わることは困難です。このことは、とりわけ神経細胞の成長や損傷に対する修復機構が、神経系の健常性を維持することに重要なことを意味しています。

▽ALSなどの疾患は、この機構に障害が生じると考えられています。とりわけ、細胞内の輸送機構の障害が1つの病因として推測されています。

▽このたび開発された技術により、細胞内輸送機構の修復が、神経細胞損傷の回復の手助けになるかどうかが明らかになるのではないかということです。

▽細胞が正常な機能を保持するためには、細胞にエネルギーを供給するミトコンドリアなど細胞内器官の働きが必要です。この細胞内器官の場所が適切であることが、細胞が正常な機能を果たすために重要であることがわかっています。

▽しかし、これまで、細胞内の特定の器官の場所を人工的に移動させることはできませんでした。今回開発された技術により、選択的に細胞内器官の場所を移動させたり、局所的に細胞内輸送機構をコントロールすることが可能になるとのことです。

▽この技術は、細胞骨格の特定の運動蛋白質(kinesin, dyneinやmyosin)を用い、光感受性のヘテロ二量体化をさせることにより、光学的に運動制御を行うものです。

▽研究者らは、細胞生存下において、海馬の神経細胞を用い、細胞内のエンドソームを神経成長円錐から移動除去することにより、神経成長が抑制されることを見出しました。

・将来的には、iPS細胞などからALS患者の神経細胞を分化誘導し、この技術と組み合わせることで、病態解明が進展することが期待されます

(この研究はオランダ、Utrecht UniversityのBergeijkらにより、平成27年1月7日付のNature誌に掲載されました)
引用元
http://medicalxpress.com/news/2015-01-technique-neurodegenerative-diseases.html

http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature14128.html#author-information
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