ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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孤発性ALSの脊髄中においては亜鉛トランスポータのZnT3とZnT6の発現低下がみられる
・岐阜薬科大学から孤発性ALSの脊髄における亜鉛代謝の異常についての報告です

▽必須微量元素の恒常性維持機構の障害は神経変性疾患を含む様々な疾患と関連しています。

▽これまでの研究では、ALS患者の脳脊髄液中の亜鉛濃度が有意に上昇していることが報告されています。

▽亜鉛トランスポータとメタロチオネイン(必須微量元素の恒常性維持ないし重金属の解毒を担うと考えられている蛋白質)は細胞内および細胞外の亜鉛濃度をコントロールしています

▽今回の研究では、亜鉛トランスポータファミリーであるZnT濃度(ZnT蛋白質のZnT1,3,4,5,6,7,10サブタイプが調べられました)がALS患者とモデルマウスにおいて調べられました。

▽孤発性ALS患者の脊髄においてはZnT3とZnT6蛋白質が健常対照群と比較して有意に減少していました。さらに免疫染色の結果、ALS患者の脊髄前角においてZnT3とZnT6発現の減少がみられました

▽ZnT蛋白質は、脊髄の特定の運動神経細胞に局在化して発現していました。さらには、SOD1変異(G93A)モデルマウスにおいて、症状発現前と後とで、ZnT3とZnT6蛋白質濃度の変化は見られませんでした。このことは、ZnT3とZnT6蛋白質濃度の変化が、単に運動神経細胞の喪失によってのみ起こるわけではないことを示唆しています

▽以上より、孤発性ALS患者の脊髄においては、ZnT3とZnT6の亜鉛トランスポータ蛋白質の減少がみられ、亜鉛濃度の恒常性維持機構に異常が生じていることが示唆されます。

(この研究は、岐阜薬科大学のKanekoらにより報告され、平成27年2月号のJournal of neuroscience researchに掲載予定です)
引用元
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jnr.23491/abstract;jsessionid=C54F50CCD1CD3E255271613942875146.f04t01
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HAL医療用(下肢タイプ)が、厚生労働省より希少疾病用医療機器として指定
希少性神経・筋難病疾患の進行抑制治療のために、今年8月まで治験が行われていたHALが厚生労働省より希少疾病用医療機器として指定されました。優先承認審査により医療機器としての薬事承認が迅速化する可能性があります。

http://www.cyberdyne.jp/company/PressReleases_detail.html?id=1621

http://www.cyberdyne.jp/company/PressReleases_detail.html?id=1098
2014/12/23(火) 16:30:41 | URL | かなくん #- [ 編集 ]
Re: HAL医療用(下肢タイプ)が、厚生労働省より希少疾病用医療機器として指定
>かなくん さん
情報提供ありがとうございます!
早速記事としてご紹介させていただきます。
2014/12/23(火) 18:24:03 | URL | HIDE #- [ 編集 ]
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