ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
全世界から最新の治療情報を見つけ出し、ここで紹介します。完治するまで戦い続けましょう!
201709<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201711
低酸素環境下で培養したヒト脂肪組織由来間葉系幹細胞は、発がん性がなく、生存能力や運動性、脳腫瘍細胞への指向性が高い
▽成人のヒト脂肪組織由来間葉系幹細胞(hAMSCs)は、多能性を持った幹細胞であり、豊富に存在し、収集が容易であり、胎児由来幹細胞を用いることの倫理的問題を回避できます

▽用途が多様であり、入手が容易であることから、臨床応用研究が急速に発展しており、組織再生能、抗炎症作用、抗がん作用などを中心に研究が進められています

▽hAMSCsは通常は、21%の酸素濃度下で培養されます。しかしながら、生理的には、hAMSCsはずっと低い酸素濃度下においても生存可能です。

▽通常の酸素濃度下で培養したhAMSCsは、増殖能や遊走能、生存能において限定的な能力しかありません。今回研究者らは、低酸素環境下での培養により、hAMSCsの性状がどう変化するかを調べました

▽その結果、低酸素濃度下での培養したhAMSCsは多能性を保持していました。さらに、成長速度が速く、細胞死の割合も少なく、運動能が高く、ヒト脳腫瘍(グリオブラストーマ)由来の細胞に対する指向性も高いことがわかりました

▽重要なことに、低酸素濃度下で培養したhAMSCsは、腫瘍に関連した線維芽細胞への分化は示さず、発がん性はみられませんでした。一方で、低酸素濃度下培養hAMSCsは、試験管中および生体内において、脳腫瘍細胞の正常分化への誘導を促進しました。

▽これらの所見は、培養技術が、hAMSCsの機能を高めうることを示唆しており、今後のALSなど様々な疾患に適応する際に、重要な技術といえます。

(この研究はアメリカ Johns Hopkins UniversityのFengらによって報告され、平成26年12月11日付のCell Death & Disease誌に掲載されました)
引用元
http://www.nature.com/cddis/journal/v5/n12/abs/cddis2014521a.html
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.