ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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普遍的な降圧薬にALS発症リスク低減効果があるかもしれない
アンギオテンシン変換酵素阻害薬(ACEI)は高血圧治療において第1選択となりうる治療薬ですが、この治療薬を一定期間以上内服した場合、ALS発症リスクが減少するかもしれないとの報告です

▽台湾の研究グループは、2002年1月から2008年12月までの間において、台湾全土においてALSと診断された729名の患者と、一般人口から、これらの患者群と年齢や性別、住まいの分布、収入などの特性を一致させた14580名を抽出し、ALS発症に関わる要因を分析しました

▽投薬内容との関連を調べるため、ALS発症の1年前から5年前までの4年間の処方データが収集されました。

▽その結果、ACEIの処方量とALS発症リスクとの間に逆相関関係があることがわかりました。

▽ACEIを4年間で449.5 cDDD(積算1日服用量:1日服用量の何倍内服したか)未満の低用量内服群については、ALSの発症リスクが17%減少しました(統計的に有意な減少ではありませんでした)

▽一方でACEIを4年間で449.5 cDDD(1日処方量の449.5日分)以上内服した高用量群においては、ALS発症リスクが57%減少することが判明し、この減少度は統計的に有意なレベルでした

▽ACEIがALS発症リスクを減少させる理由についてはわからないということですが、ACEIが神経保護作用を有するとの仮説があるということです。

▽研究者らは、その他の降圧薬やステロイド、アスピリン、NSAIDsなどの服用とALS発症リスクとの関連性も検討し、アスピリンとALS発症リスク低下との関連性が見出されたとのことです。しかしアスピリンとALS発症リスク低下との関連性について否定的な過去の報告もあり、さらなる研究が必要と思われます。

▽有識者は、今回の単一の症例対照研究のみで、ACEIのALS発症リスク軽減効果が確立したわけではなく、さらなる研究が必要であり、新たな創薬の第1歩にすぎないとコメントしています

(この研究は台湾 Kaohsiung医科大学のFeng-Cheng Linらにより報告され、2014年11月10日付のJAMA Neurology誌に掲載されました)
引用元
http://consumer.healthday.com/cognitive-health-information-26/lou-gehrig-s-disease-als-news-1/common-blood-pressure-medication-may-lower-als-risk-study-693584.html

http://archneur.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1921784
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