ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
全世界から最新の治療情報を見つけ出し、ここで紹介します。完治するまで戦い続けましょう!
201706<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201708
神経細胞死を引き起こす新たな仕組みを発見
たまとまさんのブログより転載です。ありがとうございます。
http://blogs.yahoo.co.jp/tamatoma8versionup#45152685

米国ALS協会の援助を受けた研究チームが、神経細胞が細胞死リスクがある状態に置かれる重要なプロセスを発見し、本日付けのProceedings of the National Academy of Sciencesに掲載された。今回の発見においてはALS(筋萎縮性側索硬化症)及びFTD(前頭側頭型認知症)で異常が知られる数種類のタンパク質それぞれの関連性について研究が行われた。

米国ALS協会のチーフサイエンティストであるLucie Bruijn博士は「今回の発見により、神経細胞にとっての複数の危機的な要素を、神経細胞死につながる一本の線の上に並べる事ができる。」と述べている。

線上の最初のタンパク質はTDP-43で、これが欠失するとALSやFTDを引き起こす事は既に知られているが、今回新たにTDP-43が不足した場合にソルチリン(sortilin)という別のタンパク質が過剰に生産される事が判明した。研究チームの発見によると、生産された過剰なソルチリンの一部が不良品となっている。

正常なソルチリンも異常ソルチリンも、神経細胞の成長因子であるプログラニュリン(progranulin)と呼ばれる別のタンパク質に結合する。しかし過剰な正常・異常ソルチリンがプログラニュリンと結合すると、神経細胞は重要な成長因子を欠乏する事になる。このようにTDP-43の不足は正常・異常ソルチリンの過剰を引き起こし、ソルチリンの過剰は神経細胞に保護的に働くプログラニュリンの減少をもたらし、プログラニュリンの欠乏が神経細胞死につながる。
この研究はMayo Clinic(米国フロリダ州ジャクソンビル)のMercedes Prudencio博士及びLeonard Petrucelli博士、International Center for Genetic Engineering and Biotechnology(イタリア・トリエステ)のEmanuele Buratti博士の主導で行われた
Prudencio博士は米国ALS協会から、ALS研究の為の研究奨励金を受け取っている。米国ALS協会ではALS研究に新しいコンセプトや手法を導入する事を特に重視しており、このプロセスに若い研究者が重要な役割を果たしている。この基金は1998年にALSで亡くなったMilton Safenowitz氏を偲んでご家族によりGreater New York支部を通して提供された。

Bruijn博士は「米国ALS協会の支援がDr. Prudencio氏の研究、そして研究を通じてこの分野を前進させる助けとなった事を非常に嬉しく思う。今回の成果はALSやFTDにおいてどの様に神経細胞死が引き起こされているのかを理解し、この経路をターゲットとした治療法を開発するために非常に重要だ。」と述べている。

スポンサーサイト
コメント
コメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012/12/12(水) 13:05:10 | | # [ 編集 ]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.