ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
全世界から最新の治療情報を見つけ出し、ここで紹介します。完治するまで戦い続けましょう!
201705<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201707
ALSの治療ターゲットとしてのSrc/c-Abl経路
・5月25日付記事の論文です

▽研究者らは、SOD1変異家族性ALS患者より生成したiPS細胞を用いて、運動神経細胞を分化誘導し、この運動神経細胞を用いて治療薬候補をスクリーニングしました

▽薬剤スクリーニングの結果、効果を認めた薬剤の半数以上がSrc/c-Ablシグナル経路をターゲットとすることがわかりました

▽Src/c-Abl阻害薬は試験管内でiPS細胞由来の神経細胞の生存期間を延長しました。またsiRNAによるSrcないしc-Ablのノックダウンも運動神経細胞変性を防ぎました

▽治療薬候補のうちボスチニブは自食作用を促進し、変異SOD1蛋白質の折り畳み異常を減少させ、ミトコンドリア遺伝子発現の異常を減少させました

▽ボスチニブは同時に、孤発性ALS患者からのiPS細胞由来運動神経細胞やその他のTDP-43変異やC9orf72遺伝子変異家族性ALS患者由来iPS細胞から作成した運動神経細胞の生存期間を延長しました

▽ボスチニブはSOD1変異ALSモデルマウスの生存期間をやや延長し、Src/c-Abl経路がALSに対する新規治療対象として有望なことを示唆しています

(この研究は、京都大学のImamuraらにより報告され、平成29年5月24日付のScience translational medicine誌に掲載されました)
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.