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アデノウイルスベクターによるVEGFとANG注入により脊髄損傷モデルマウスが回復
▽ALS動物モデルにおける実験、およびALS患者に対する予備的な臨床試験においてアデノウイルスベクターによるVEGF(vascular endothelial growth factor )およびANG(angiogenin)注入が病態進行遅延効果を有する可能性が報告されています

▽今回、研究者らは、脊髄損傷モデルラットにおいて、アデノウイルスベクターによりVEGFおよびANGを脊髄内に注入し、治療的効果を検討しました

▽その結果、脊髄損傷後30日後において、アデノウイルスベクター投与群は、アストロサイトの活性に関与するS100βが、対象群と比較して、2倍増加しており、運動機能についても36%高い改善を示しました

▽以上の結果は、アデノウイルスベクターによるVEGFおよびANG注入が、脊髄損傷後の回復促進作用を有する可能性を示唆するものです

(この研究は、ロシア、Kazan State Medical UniversityのPovyshevaらにより報告され、平成29年4月28日付のJournal of neurosurgery. Spine誌に掲載されました)
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