ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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補体シグナル経路の抑制はALSモデルマウスの病態を改善する
▽近年、ALSにおいては補体系の活性化が報告されており、活性化産物のC5aは受容体であるC5aR1を通じて病態進展作用を有する可能性があることが報告されています

▽今回研究者らはC5aR1の拮抗薬であるPMX205を、発症前および発症後のモデルマウスに経口投与し効果を検証しました

▽その結果、発症前に投与した群では、発症遅延効果と、有意な筋力改善効果、進展遅延効果などが観察されました。

▽この効果は、炎症促進性の単球や顆粒球の減少や、ヘルパーT細胞の増加などを伴うものでした。発症3週後に投与開始した群においても、病態緩和作用や生存期間延長効果がみられました

▽以上の結果は補体系C5aR1シグナル経路を阻害することが、ALSにおいて治療的に作用する可能性を示唆するものです

(この研究はオーストラリア the University of QueenslandのLeeらにより報告され、平成29年1月27日付のBritish journal of Phamacology誌に掲載されました)

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