ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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BDNFはALS細胞モデルの機能的回復を促進する
▽ALSにおいては、BDNF、IGF-1、FGF-2、VGFなどの神経栄養因子のmRNA濃度が減少していることが報告されています。孤発性ALS患者由来の髄液を用いた細胞実験においても同様の現象が再現されています

▽今回、研究者らは孤発性ALSの細胞モデルを用いてBDNFの作用について調べました。

▽ALS患者由来の髄液に暴露されたNSC-34細胞を用いて、内因性BDNF発現量、BDNF受容体のTrkB、リン酸化ニューロフィラメントなどが測定されました

▽その結果、モデル細胞においては内因性BDNF発現量の減少がみられました。BDNF投与により、減少していた内因性物質の発現量の回復がみられました。またカルシウム代謝の正常化によるアポトーシスの抑制作用も推測されました。一方で細胞内器官の構造変化については部分的にしか回復しませんでした

▽以上の結果は、BDNF投与が部分的に変性変化を改善しうる可能性を示唆するものです。しかし全ての変化を改善しうるわけではないことから、BDNF以外の栄養因子の投与も必要である可能性が示唆されました。BDNFのALSに対する有効性に関する臨床試験の結果が芳しくなかった理由の1つである可能性があります。

(この研究は、インド、National Institute of Mental Health and NeurosciencesのShruthiらにより報告され、平成28年9月13日付のNeurodegenerative Diseases誌に掲載されました)
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遺伝子治療やペランパネルも
今回の報告に下記記載がありました。

カルシウム代謝の正常化によるアポトーシスの抑制作用も推測されました

これは郭先生の遺伝子治療やペランパネルが効果があるとされている論拠と同じような気がします。詳しくはわかりませんが。
期待したいです!
2016/11/03(木) 07:16:26 | URL | いのべた #- [ 編集 ]
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