ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
全世界から最新の治療情報を見つけ出し、ここで紹介します。完治するまで戦い続けましょう!
201705<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201707
3K3A-APCは神経幹細胞による中枢神経損傷修復を促進する
▽APC(activated protein C)は血中の蛋白分解酵素であり、抗凝固作用と、PAR1やPAR3を介した細胞内シグナル伝達経路に関与する働きを有しています。

▽APCの3つのリシン残基をアラニンに置換した遺伝子組み換え3K3A-APCは、脳梗塞や頭部外傷、多発性硬化症、ALSなどのモデルマウスにおいて治療的効果を有することが報告されています

▽3K3A-APCは安全性も高いため、脳梗塞については臨床試験段階まで進展しています。

▽近年、3K3A-APCは、神経幹細胞や、神経前駆細胞による、神経再生を促進させることが、基礎実験で示されました。この作用は、PAR1-PAR3-S1PR1(sphingosine-1-phosphate-receptor 1)-Akt経路を介するものであり、3K3A-APCが中枢神経を構造的に再生させる能力を有する可能性を示唆するものです。

▽今回、研究者らは、脳梗塞モデルマウスを用いて、3K3A-APCが移植したヒト神経幹細胞による神経再生を促進し、神経回路の再生と機能的回復を促進させることをみいだしました。

▽以上の結果は、3K3A-APCが、移植後のヒト神経幹細胞の再生能を促進させることができる可能性を示唆しており、今後の幹細胞移植治療において、治療選択肢となりうる可能性があります

(この研究はアメリカ、Keck School of Medicine of the University of Southern CaliforniaのWangらにより報告され、平成28年8月22日付のNature Medicine誌に掲載されました)
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.