ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
全世界から最新の治療情報を見つけ出し、ここで紹介します。完治するまで戦い続けましょう!
201710<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201712
TDP-43のミトコンドリアへの局在化阻害により神経毒性が改善
▽TDP-43遺伝子変異はALSの原因となります。細胞質におけるTDP-43の増加は変性神経における組織学的特徴です。しかしながらTDP-43が病態に果たす役割は十分にわかっていません

▽今回、研究者らは、神経細胞のミトコンドリアへのTDP-43の蓄積がALSないし前頭側頭型認知症患者にみられることをみいだしました。疾患に関連したTDP-43変異はミトコンドリア局在化を増加させました。

▽ミトコンドリアにおいては、正常TDP-43および変異TDP-43蛋白質は主として、呼吸鎖複合体IのサブユニットであるND3およびND6をコードする、ミトコンドリアで転写されたメッセンジャーRNAに結合し、その発現を阻害することがわかりました。

▽TDP-43のミトコンドリアへの局在化を阻害したところ、ミトコンドリアの機能異常が改善し、運送神経細胞喪失が軽減し、モデルマウスにおいて症状改善がみられました。

▽以上の結果は、TDP-43のミトコンドリアへの直接的な毒性を明らかにするものであり、TDP-43のミトコンドリアへの局在化をターゲットにすることが有望な治療法となりうる可能性を示唆しています

(この研究は、アメリカ、Case Western Reserve UniversityのWangらにより報告され、平成28年6月27日付のNature Medicine誌に掲載されました)
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.