ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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iPS細胞由来神経幹細胞がALSモデルマウスの症状を改善
▽今回、研究者らはiPS細胞由来の神経幹細胞を用いて、治療的効果を検討しました。この神経幹細胞はLewis X-CXCR4-β1-integrin陽性の幹細胞が選ばれました。

▽この神経幹細胞を、ヒトALS患者由来神経細胞と、患者由来アストロサイトを共に培養した試験管内に注入し、神経細胞の生存期間や軸索伸長などの様子を観察したところ、生存期間の延長と、軸索伸長の増大効果が観察されました。

▽また、この神経幹細胞をSOD1変異ALSモデルマウスに移植したところ、運動神経細胞の保持と、神経筋接合部機能の保持、ミクログリオーシスとマクログリオーシスの減少などが観察されました

▽以上の結果は、iPS細胞由来の神経幹細胞が、多様な機序により神経細胞と神経筋接合部の保護機能を発揮し、ALSに対して治療的効果を有する可能性を示唆するものです

(この研究はイタリア、University of MilanのNizzardoらにより報告され、平成28年6月6日付のHuman Molecular Genetics誌に掲載されました)
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