ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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ALSにおける髄液中α1アンチトリプシン濃度の減少
▽ALSの病態においては中枢神経における炎症反応が関与していると考えられています。抗炎症作用を有する蛋白質であるα1アンチトリプシン(AAT)の減少は、炎症性の病態と関連します。今回研究者らは、ヒトALS患者の髄液サンプルを用いて、髄液中AAT濃度とIL-23濃度を測定しました

▽新規に診断されたALS患者の髄液と、年齢をマッチさせた健常対照者の髄液におけるAAT濃度とIL-23濃度が比較されました。その結果、ALS患者の髄液においては対照群と比較して45%のAAT濃度減少を認め、統計的に有意な差を認めました。

▽また炎症促進性サイトカインであるIL-23濃度の有意な増加(30.8%)も認めました。

▽以上の結果は、ALS患者における神経炎症過程を反映した所見と考えられ、AAT濃度を上昇させることが、ALSに対して治療的に有効な手段となりうる可能性があり、今後の検証がまたれます

(この研究は、イスラエル、The Hebrew UniversityのWormserらにより報告され、平成28年6月1日付のJournal of Neuroinflammation誌に掲載されました)
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