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TDP-43に関連した凝集体形成に関与するメカニズムの一部を解明
・自治医大の研究グループからの報告です

▽細胞質内での蛋白質凝集体形成はALSおよび前頭側頭型認知症の特徴的な病態の1つです。封入体の構成成分としていくつかのRNA結合蛋白質が同定されています。

▽近年、Drb1/RBM45(Developmentally-regulated RNA-binding protein 1/RNA-binding motif protein 45)が、ALSに関連した封入体の構成蛋白質であることが報告されました

▽しかしながら、細胞質内でDrb1が凝集するメカニズムはよくわかっていませんでした。研究者らは、今回、試験管内の細胞モデルを用いた実験により、TDP-43と関連する凝集体とDrb1が同時に局在化していることをみいだしました。

▽Drb1は主として、C末端に存在する古典的な核局在シグナルにより核内に局在し、核内と細胞質内を移行する蛋白質であることがわかりました。同時に、Drb1蛋白質において、二重ロイシンモチーフからなる核外搬出シグナルの存在も明らかになりました。

▽このDrb1遺伝子の核局在シグナル部位と核外搬出シグナル部位の両方に変異を有する場合に、細胞質内で凝集を起こしやすいことがわかりました。変異Drb1の凝集はTDP-43蛋白質の凝集を伴い、ミトコンドリア膜電位の減少を伴いました。

▽以上の結果は、Drb1蛋白質の核細胞質移送の障害が、有害な細胞質内封入体の形成に関与することを示唆しており、Drb1の局在異常が細胞毒性に関与することを示唆するものです。

(この研究は自治医科大学のMashikoらにより報告され、平成28年5月12日付のJournal of Biological Chemistry誌に掲載されました)
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新潟大学からの発表です
新潟大学がALS 病態の新たな発症メカニズムを明らかに


http://www.niigata-u.ac.jp/wp-content/uploads/2016/06/280607.pdf
2016/06/15(水) 07:34:29 | URL | いのべた #- [ 編集 ]
Re: 新潟大学からの発表です
>いのべたさん

情報ありがとうございます。
記事にさせていただきます
2016/06/15(水) 23:05:37 | URL | HIDE #- [ 編集 ]
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