ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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ストロベリーからのアントシアニン抽出物がALSモデルマウスの生存期間を延長
▽アントシアニンは抗酸化作用や抗炎症作用、抗アポトーシス作用などが基礎実験において確認されている植物由来の抽出物です。

▽今回研究者らは、SOD1変異ALSモデルマウスにストロベリーから抽出したアントシアニンを投与し、治療的効果の有無を検証しました

▽生後60日齢より投与開始(2mg/kg/day)したところ、平均17日間の発症遅延効果と、平均11日間の有意な生存期間延長効果を認めました

▽組織学的な観察においても、脊髄中のアストログリオーシスの減少と神経筋接合部の保持が認められました

▽以上の結果は、アントシアニンが動物実験においては、軽度の治療的効果を有する可能性を示唆するものです

(この研究は、アメリカ、University of DenverのWinterらにより報告され、平成29年3月9日付のNutritional Neuroscience誌に掲載されました)
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ブリリアントブルーGによるP2X7阻害は、ALSモデルマウスの病態改善効果を有する可能性
▽ALSにおいては、P2X7受容体が病態に関与することを示唆する報告がなされています。そこで研究者らはP2X7受容体阻害薬であるブリリアントブルーG(BBG)をALSモデルマウスに投与し、治療的効果の有無を検証しました

▽発症前のSOD1変異ALSモデルマウスに対してBBGが3週間に1回注入されました。その結果、BBG注入は、雌体ALSモデルマウスの体重減少を抑制しました。しかしながら、生存期間延長効果は全体としては有意ではなく、雌個体においては雄個体よりも4.3%生存期間が長い結果となりました

▽以上の結果は、P2X7受容体阻害は、ALSの病態進展に性別依存性に影響を与える可能性があることを示唆しており、今後の検証が必要です

(この研究はオーストラリア、University of WollongongのBartlettらにより報告され、平成29年3月1日付のPeerJ誌に掲載されました)

臨床試験情報(BIIB067)
・Biogen社のALS治療薬候補であるアンチセンスオリゴヌクレオチド製剤である、BIIB067の第1相試験が患者募集開始となりました

・SOD1変異ALS患者を対象に、プラセボ対照で行われ、アメリカ、カナダ、ベルギーなど多国籍で行われる予定です

・主として安全性が確認される予定となっており、2018年上半期には結果がでるようです

引用元
https://clinicaltrials.gov/show/NCT02623699
新規臨床試験情報(Acthar:副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)
・ACTH類似体であるActharのALSに対する第2相臨床試験が実施予定となっています

・ActharはFDAにより多発性硬化症などに承認されています。

・今回はプラセボ対照試験として、合計195名のALS患者を対象に、16単位/日、36週間投与され症状経過が観察される予定です

・2019年中に試験終了予定となっています

引用元
https://clinicaltrials.gov/show/NCT03068754
新規臨床試験情報(自家骨髄幹細胞移植)
・ヨルダンでの新規臨床試験情報です

・ALSを含む運動神経病に対する自家骨髄幹細胞移植(静脈内およびクモ膜下腔内投与)の第1/2相臨床試験が開始予定となっています

・合計40名の患者を対象に、オープン試験で行われ、移植後4ヶ月間経過観察される予定です。2019年初頭に終了予定となっています

引用元
https://clinicaltrials.gov/show/NCT03067857
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