ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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BrainStorm社がNurOwn細胞移植のカナダでの認可を模索
・BrainStorm社の2月21日付のPress Releaseからです

▽BrainStorm社は、カナダの再生医療研究の非営利団体であるCCRMとNurOwn細胞の提供について協定を結びました

▽BrainStorm社はCCRMと協力し、カナダにおけるALSに対するNurOwn細胞の早期承認を目指すことになります

▽既に行われた臨床試験の結果をもって、承認申請を行う見込みであり、順調にいけば、2018年早期にも、カナダでの認可と販売開始を目指したいとしています

引用元
http://ir.brainstorm-cell.com/phoenix.zhtml?c=142287&p=RssLanding&cat=news&id=2247581

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ブレイン・コンピュータ・インターフェースの進歩
・ALS NEWS TODAYの2月23日付記事からです

▽脳表に外科的にセンサーを取り付け、大脳皮質の活動を読み取り、コミュニケーションに応用するブレイン・コンピュータ・インターフェースの最近の進展についての報告がelife誌に公表されました

▽このインターフェースはBrainGate interface(BCI)とよばれ、脳波を読み取り、解析を行い、ロボット義足や、車椅子、カーソルなどの操作を行うものです

▽今回の報告では、ALS患者と脊髄損傷患者の症例が報告されました。患者は、スクリーン上のカーソルを操作し、クリックすることで、文章を打ち込むなどが可能となったとのことです

▽入力速度は1分間に最大8単語程度であり、これまでのどんなツールよりも速い入力速度を達成することができたとのことです。

▽現在最新型のBrainGate2による臨床試験が患者募集中となっています。今後はより利便性の高いツールとして一般に提供したいとしています

引用元
https://alsnewstoday.com/2017/02/23/study-shows-brain-computer-interface-allows-als-patients-to-type-much-faster/
海産物からの水銀摂取とALSリスクとの関連性
・ALS NEWS TODAYの2月22日付記事からです

▽4月にボストンで開催予定のアメリカ神経学会年間で公表予定のHanover大学の研究者らの研究によると、魚からの水銀摂取がALS発症リスクと関連があるかもしれないとのことです

▽FDAは妊婦と子供に対して、サメやメカジキの摂取を控えるように推奨しています。これらの魚は水銀含有量が比較的高いことが知られています。一方で、不飽和脂肪酸が豊富であり、水銀含有量が比較的少ないサーモンやいわしは週に2,3回摂取することを推奨しています

▽今回の後方視的な観察研究では、294名のALS患者と224名の健常者が調査対象となり、食事からの水銀摂取量が推測されました

▽その結果、水銀摂取量が上位25%に入る群については、下位の群と比較してALS発症リスクが約2倍になったとのことです。

▽後方視的な観察研究のため、結果の信頼性は高いものではありませんが、これまでも同様の報告がなされており、今後の検証を要する課題といえます

引用元
https://alsnewstoday.com/2017/02/22/las-linked-consumption-fish-seafood-high-mercury/
ALSにおける瞑想の効果
▽ALSに対する心理的介入のQOLに与える効果についてはあまり報告がありません。今回研究者らはALSのために考案された瞑想プログラムのQOLに与える効果を検討しました

▽合計100名のALS患者が対象となり、瞑想施行群と、非施行群にランダムに割付られました。瞑想トレーニングは8週間行われ、非施行群とQOLなどについて比較されました。

▽その結果、瞑想トレーニング施行群においてはQOL尺度や不安尺度などにおいて有意な向上が認められました。ALSに対する心理的介入は、QOL改善に有効である可能性があります

(この研究は、イタリア、Università Cattolica del Sacro CuoreのPagniniらにより行われ、平成29年2月23日付のEuropean Journal of Neurology誌に掲載されました)
n-ブチリデンフタリドはALSモデルマウスの生存期間を延長する
▽SOD1変異ALSモデルマウスに対してn-ブチリデンフタリド (BP)が400mg/kgの用量で、生後60日齢より経口投与されました

▽BP投与は、発症遅延効果は認めませんでしたが、生存期間の延長効果を認めました。BP投与はアポトーシス抑制により運動神経細胞死を減少させました。

▽BPは炎症抑制、酸化的ストレス減弱作用により、神経保護作用を発揮する可能性があり、今後の治療的応用が期待されます

(この研究は、中国、Shanghai Jiao Tong UniversityのZhouらにより報告され、平成29年2月22日付のCNS neuroscience & therapeutics誌に掲載されました)
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