ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
全世界から最新の治療情報を見つけ出し、ここで紹介します。完治するまで戦い続けましょう!
201610<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201612
Cu-ATSMの第1相臨床試験が募集開始
・オーストラリアで行われる家族性ないし孤発性ALSに対するCu-ATSMの有効性に関する第1相臨床試験が募集開始となりました。

・50名のALS患者を対象に、最大7ヶ月間Cu-ATSMが最大48mg/day投与され(6、12、24、48mgの4群)、安全性、有効性などが評価されます

・良好な結果が期待されます

引用元
https://clinicaltrials.gov/show/NCT02870634
スポンサーサイト
ALSに対する抗レトロウイルス製剤(Triumeq)の安全性に関する臨床試験開始
・オーストラリアで行われる、ALSに対する抗レトロウイルス製剤であるTriumeqの安全性についての第2a相臨床試験が募集開始となりました。

・この試験はオープン試験で行われ、40名のALS患者に対して、Triumeq (dolutegravir 50mg, abacavir 600mg, lamivudine 300mg)が24週間投与され、安全性や有効性に関する評価が行われる予定です。

・良好な結果が期待されます

引用元
https://clinicaltrials.gov/show/NCT02868580
BDNFはALS細胞モデルの機能的回復を促進する
▽ALSにおいては、BDNF、IGF-1、FGF-2、VGFなどの神経栄養因子のmRNA濃度が減少していることが報告されています。孤発性ALS患者由来の髄液を用いた細胞実験においても同様の現象が再現されています

▽今回、研究者らは孤発性ALSの細胞モデルを用いてBDNFの作用について調べました。

▽ALS患者由来の髄液に暴露されたNSC-34細胞を用いて、内因性BDNF発現量、BDNF受容体のTrkB、リン酸化ニューロフィラメントなどが測定されました

▽その結果、モデル細胞においては内因性BDNF発現量の減少がみられました。BDNF投与により、減少していた内因性物質の発現量の回復がみられました。またカルシウム代謝の正常化によるアポトーシスの抑制作用も推測されました。一方で細胞内器官の構造変化については部分的にしか回復しませんでした

▽以上の結果は、BDNF投与が部分的に変性変化を改善しうる可能性を示唆するものです。しかし全ての変化を改善しうるわけではないことから、BDNF以外の栄養因子の投与も必要である可能性が示唆されました。BDNFのALSに対する有効性に関する臨床試験の結果が芳しくなかった理由の1つである可能性があります。

(この研究は、インド、National Institute of Mental Health and NeurosciencesのShruthiらにより報告され、平成28年9月13日付のNeurodegenerative Diseases誌に掲載されました)
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.