ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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臍帯血細胞を用いた複数の治療的遺伝子同時投与がALSに対して治療的効果を発揮する可能性
▽ALSの発症に関与する病態は多様であると考えられており、単一分子をターゲットにした治療法の成果が芳しくない現状は予想しうるものです。

▽今回、研究者らは治療的有効性を高めるため、3つの遺伝子の同時投与による治療的効果を検証しました

▽アデノウイルスによりVEGF(vascular endothelial growth factor)、GDNF(glial cell-derived neurotrophic factor)、NCAM(neural cell adhesion molecule)の3つの遺伝子を導入されたヒト臍帯血由来単核球をALSモデルマウスに移植したところ、生存期間の顕著な延長効果が認められました。

▽移植5日後には移植した臍帯血単核球由来の栄養因子発現が認められ、1ヶ月経過後も生着していることが確認されました。免疫抑制剤を使用しない、マウスに対する異種移植でしたが、臍帯血由来単核球細胞の生着と生存が中枢神経において確認されました。

▽この結果は、複数の神経栄養因子の遺伝子発現をもたらす臍帯血由来単核球移植が、ALSに対して治療的に有効な可能性を示唆するものです

(この研究は、ロシア、Kazan State Medical UniversityのIslamovらにより報告され、平成28年8月6日付のMolecular Neurobiology誌に掲載されました)
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