ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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ALSでは末梢の単核球機能の変化と中枢神経への浸潤がみられる
▽ALSの共通した病態として中枢神経における神経炎症所見があげられます。しかしながら、運動神経変性において、末梢での免疫系の役割や中枢神経系固有の免疫系との相互作用はよくわかっていません

▽今回、研究者らはALSにおける末梢単核球の病態に果たす役割について調べました。

▽その結果、ALSにおいては、末梢血中の単核球が、その構成要素、機能、遺伝子発現において異常を来していることがわかりました。

▽さらに、ALSモデルマウスにおいて、末梢単核球の中枢神経への浸潤が、運動神経細胞の生存期間の延長と関連することが明らかになりました

▽さらに、ヒト免疫グロブリンないし、ヒトFcフラグメント抗体断片(Fabフラグメントではなく)を含む抗体注入により、末梢単核球の中枢神経浸潤が増加し、発症遅延効果がみられました

▽以上の結果は、ALSの病態における末梢単核球機能の果たす役割の重要性を示唆するものであり、ヒト免疫グロブリンによる末梢単核球機能の増強が、ALSに対して治療的となる可能性を示唆するものです

(この研究は、ドイツ、Ulm UniversityのZondlerらにより報告され、平成28年2月24日付のActa Neuropathologica誌に掲載されました)
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