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食事からのBMAAはサルにおいてALS類似の病態を引き起こす
・ALS FORUMの2月16日付記事からです

▽シアノバクテリア毒素であるBMAAを摂取したサルは、グアムALS/パーキンソン認知症複合に類似した病態を呈することがわかりました。また、同時にL-セリンを摂取すると、神経障害を部分的に防ぐことができることが明らかになりました。

▽この研究はグアムのChamorro地方においてALS/パーキンソン認知症複合の発症が多いこととBMAA暴露との関連性があることの根拠となる可能性がありますが、孤発性ALSとBMAAとの関連性はよくわかっていません。

▽BMAAはソテツの種子から採取される非典型的なアミノ酸であり、Chamorro地方では製粉されているものです。さらにChamorro地方で食用されているオオコオモリにも生物学的に濃縮されます。

▽BMAAは種子に共生するシアノバクテリアから産生されます。神経毒性を有することがわかっていましたが、慢性的な暴露による影響はよくわかっていませんでした

▽今回、研究者らはサルに対して140日間、651mg(210mg/kg)のBMAA、もしくは 651mgのL-セリン、もしくはその両者を含む食事を与えました。投与されたBMAAの総量はChamorro地方の住民が生涯に摂取するBMAAの10倍に及びます

▽BMAA単独投与されたサルは、タウ陽性の神経原線維変化とアミロイド斑形成が脳内でみられました。BMAAとL-セリンを同時に投与されたら、これら病態変化は10-20%に減少しました

▽さらにChamorro地方の人々と同じ生涯摂取量に設定されたBMAAを投与されたサルにおいても、同様に神経原線維変化とアミロイド斑形成が観察されました。これら病的変化の量はBMAAの投与量が多くなるにつれ、増加しました。

▽以上の結果はChamorro地方におけるALS/パーキンソン認知症複合の病因がBMAA摂取によることを示唆するものです。孤発性ALSとBMAAとの関連性についての研究が次の課題となっています。TDP-43に関連した病態はグアムALS/PDC患者にもみられています。

▽また疫学研究においても、湖岸や繰り返し洪水のある砂漠地方においてはBMAA暴露が多く、ALS発症リスクと関連するとの報告があります。

引用元
http://www.researchals.org/page/news/15283
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