ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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ALSの運動神経変性はある酵素によって促進する
・ALS NEWS TODAYの2月15日付記事からです。

▽研究者らは、コンドロイチン硫酸プロテオグリカンの分解に関与する金属プロテイナーゼ(金属を含有する蛋白質質分解酵素の一種)であるADAMTS-4が、ALSモデルマウスにおいて神経変性を促進することをみいだしました

▽ADAMTS-1と-4,-5および-9はADAMTSファミリーに属します。とりわけ、ADAMTS-1と-4は中枢神経発達過程においてシナプス可塑性を制御するといわれています。さらにADAMTS-4投与はラットにおいて脊髄損傷後の神経修復に寄与すると報告されています

▽ADAMTS酵素発現は脳卒中や脊髄損傷などの中枢神経系への急性損傷においては発現亢進することがわかっていましたが、ALSにおける発現はよくわかっていませんでした

▽今回、研究者らはSOD1変異ALSモデルマウスにおいてADAMTS-4の発現と影響を調べました。その結果、発症前からADAMTS-4を投与すると、神経筋機能不全を促進し、病態の悪化をもたらしました

▽病態の悪化は、運動神経周囲のペリニューロナルネット(発達の可塑性を制御する細胞外マトリックス)の変性と、グリア細胞による神経栄養因子の分泌減少を伴い、そのため運動神経変性の増加につながると考えられました。

▽研究者らは、細胞外マトリックスの喪失が、モデルマウスの病態増悪をもたらす原因となったと考えています。ALS病態進行過程におけるADAMTS-4の活性減弱は、運動神経変性を防ぐための適応的な変化と考えられます。

引用元
https://alsnewstoday.com/2016/02/15/generating-diverse-spinal-motor-neuron-subtypes-from-human-pluripotent-stem-cells/
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