ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
全世界から最新の治療情報を見つけ出し、ここで紹介します。完治するまで戦い続けましょう!
201501<<12345678910111213141516171819202122232425262728>>201503
クルクミンはSOD1凝集体に結合し、アミロイド形成経路を変化させることにより細胞毒性を減弱する
▽SOD1変異に起因したALSは家族性ALSの約20%を占めます。変異SOD1蛋白質を含む凝集体はアミロイド(不溶性の繊維状蛋白質であり、異常蓄積により細胞毒性を有するとされる)に類似した性質を示すといわれています

▽ALSに対する有効な治療法の一つは、小分子を用いてSOD1の凝集を抑制することです。今回、研究者らは、クルクミン存在下においてSOD1前駆体の微小な線維化物形成が起きることを観察しました

▽クルクミンが存在しないと、変異SOD1蛋白質は粗大な線維化凝集体を形成し、細胞毒性を発揮しました。クルクミンのSOD1蛋白質への結合部位は、SOD1蛋白質のアミロイド形成領域であることが推測されました

▽以上の結果は、クルクミンが、変異SOD1蛋白質のアミロイド形成部位に結合し、凝集経路を変化させることにより、細胞毒性を有する凝集体の形成を防ぐことを示唆しています。

▽クルクミンのナノ粒子は、可溶性であり、同様の凝集抑制効果が期待されます。クルクミンがSOD1変異ALSに対する治療的効果を有する可能性があります

(この研究は、インド、Indian Institute of TechnologyのBhatiaらにより報告され、平成27年2月7日付のBiochimica et biophysica acta誌に掲載されました)
引用元
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1570963915000345
スポンサーサイト
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.