ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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タウロウルソデオキシコール酸のALSに対する有効性
▽タウロウルソデオキシコール酸(TUDCA)は親水性の胆汁酸成分であり、肝臓にて生成され胆汁うっ滞性肝疾患の治療に用いられます(日本でも商品名ウルソとして、慢性肝疾患などに保険適応のある薬剤です)

▽実験的検証により、TUDCAが細胞保護機能を有し、抗アポトーシス機能を有することが示唆されており、神経保護作用があるのではないかと期待されています

▽今回研究者らはALS患者に対し、TUDCAの安全性と忍容性に関しての予備的な臨床試験を行いました。

▽臨床試験は、プラセボ対照二重盲検試験で行われました。34名のリルゾール投与中の患者が対象となり、無作為にプラセボ群とTUDCA(1gを1日2回投与)に割り付けられました。その後54週間経過が観察されました

▽3ヶ月間の無投薬での経過観察期間中にALSFRS-Rにより症状の自然経過が観察され、その後の投薬期間中、症状増悪の度合いが自然経過観察期間中の増悪度よりも15%以上改善した場合を反応と定義されました。

▽その結果、TUDCAは忍容性良好であり、副作用についてのプラセボ群との有意差はありませんでした。反応率は、TUDCA投与群で87%、プラセボ群では43%であり、TUDCA投与群が有意に良好な結果が得られました

▽また、試験終了時点でのALSFRS-R得点も、有意にTUDCA投与群でプラセボ群よりも良好でした。

▽以上の予備的な結果は、TUDCAがALSに対して治療的な有効性を有する可能性を示唆するものです

(この研究は、イタリア、 Istituto Neurologico Carlo BestaのElia AEらによって報告され、平成27年2月9日付のEuropean Journal of Neurology誌に掲載されました)
引用元
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ene.12664/abstract
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