ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
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細胞移植により脊髄損傷患者の麻痺が回復
麦酒王さんよりご提供いただいた情報です。ありがとうございます。

失われた脊髄機能が、嗅球から採取した細胞を培養し、移植することで回復したというニュースです
ALSへの応用が期待される技術です

▽完全な機能損傷を来たした脊髄損傷患者の治療は、損傷した軸索の自然回復が不可能なため、困難な課題でした。

▽症例は38歳の男性で、第9胸髄レベルで、外傷により脊髄の切断損傷を受傷しました。受傷後21ヶ月間、歩行不能で臨床的には完全脊髄損傷の症状を呈していました

▽患者の嗅球の1側が摘出され、嗅神経鞘細胞(嗅覚系において、神経線維の継続的な再生を誘導する役割を有する)と嗅神経線維芽細胞を含む細胞が2週間かけて培養されました。

▽損傷部位よりグリア性瘢痕を除去した後、培養細胞が損傷した脊髄部位の上下に合計24ヶ所、2mmの深さまで移植用の針を刺入し、深さ0.5mm毎に培養細胞を0.5ulずつ、1ヶ所につき計4回移植され、損傷部位周囲全体では合計96回、細胞50万個が移植されました。

▽さらに、自己採取された腓腹神経の移植片が、失われた脊髄の損傷部位を埋め合わせるように8mmの間隔で4片移植されました

▽移植前後において、患者は1日5時間にわたる集中的なリハビリプログラムを受けました。移植3ヶ月目で、患者は部分的な改善の兆しを感じ始めました。さらに移植半年後には、平行棒に沿って、補装具を用いながら最初の1歩を歩むことができました。

▽移植2年後には、補助具を用いて外を歩くことができるようになりました。表在感覚と深部感覚の部分的な回復が得られ、膀胱機能、直腸機能、性機能も部分的に回復したとのことです。

▽研究者らは、嗅神経鞘細胞が、損傷部位の上下をつなぐ移植神経片を渡り橋にして、脊髄神経の再生を刺激したのではないかと考えています。

脊髄損傷の患者さんには革新的な臨床研究かもしれません。
ALSへの応用が期待されます。

元記事
http://www.bbc.com/news/health-29645760
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東大と遺伝子治療研究所が第I/II相臨床試験準備を開始
ALS40さんにご提供いただいた話題です。ありがとうございます。

以下の遺伝子治療研究所のホームページのお知らせにて、いよいよ臨床試験の準備開始の告知がありました。
http://www.genetherapy-ri.com/information/category/news#post-122

日本発の遺伝子治療の有効性が確認され、早期に臨床応用されることを期待します。
メキシレチンがALSの筋けいれんと疼痛に有効
抗不整脈薬のメキシレチンがALSの一部の症状に有効性が確認されたとの報告です。

▽最近ALSに対するメキシレチンの有効性と安全性を確認するための第2相臨床試験が終了しました

▽この臨床試験は60名のALS患者を対象として、12週間にわたり、プラセボ投与群、メキシレチン300mg投与群、メキシレチン900mg投与群の3群で有効性、安全性が比較されました

▽有効性については、ALSFRS-R尺度のほか、静的肺活量(SVC)、筋けいれんの頻度などの指標で検討されました

▽その結果、高用量のメキシレチン投与群の数名において、嘔気などの消化器症状が出現した他は、安全性については概ね問題なかったとのことです

▽メキシレチン投与群では、筋けいれん頻度と疼痛が有意に軽減しました。筋けいれんの改善度は、高用量群の方が良好であったとのことです。

▽一方、サンプルサイズが小さかったせいか、ALSFRS-RとSVCについては、群間の有意差はみられませんでした。

(この報告は平成26年11月4日にNEALSのNEWSに掲載されました)

引用元
http://alsconsortium.org/news_mexiletine_study_results.php
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