ALS(筋萎縮性側索硬化症)に負けないで
全世界から最新の治療情報を見つけ出し、ここで紹介します。完治するまで戦い続けましょう!
201305<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201308
FDAが承認された幹細胞トライアルにおいてALS進行が大幅に遅くなる
前代未聞の二年間、幹細胞が患者の小グループでルー·ゲーリック病の進行、2〜5年生存率は破壊的な状態を、遅くしている。

"我々は、今では筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の命を拡張し、大幅に自分たちの生活の質を改善している。彼らは今、この疾患を持つ質の高い人生を暮らしている、"Neuralstem CEOリチャード·ガー氏は述べています。
http://www.biosciencetechnology.com/articles/2013/05/fda-approved-stem-cell-trial-dramatically-slows-als
スポンサーサイト
輸送問題が運動神経の死をもたらしている可能性
ALS病態に関する記事の翻訳です

[軸索輸送について]

軸索輸送は軸索でおこり、この適切な機能は神経細胞の生死にかかわるものである。軸策は神経細胞から長く伸びる繊維で、信号を他の神経細胞や筋肉細胞に伝えるものである。

軸策において細胞内物質は2方向に輸送される。細胞本体から遠ざかる方向と、近づく方向である。輸送の速度も2種類ある。高速と低速で、輸送される物質のタイプによってきまる。

軸索輸送のスローダウンは軸策の遠端にて適切に機能するために必要な物質の欠乏を招き、時には細胞本体の死を招く原因のひとつにもなりえる。ALSの運動神経ににおいて、(機能の)劣化は一般的に軸策の遠端からおこり、細胞本体に向かって徐々に内側へと向かっていく。他の神経や筋肉細胞との連絡が切れた神経細胞は死滅する。

最近の研究で、SOD1タンパク質の変異がひとつの軸索輸送をスローダウンさせる原因である事が特定された。そして、「分子介添え(Molecular chaperone)」がこの問題の可能性のある解決法であることを、関連する研究が示している。


[分子モーター(軸索輸送の動力)のスローダウン]

アメリカとアルゼンチンを本拠とする研究チームによる、イカの神経軸策を使った研究で、正常なSOD1タンパク質と異なり、変異したSOD1タンパク質は、細胞本体から遠くなる方向の高速の軸索輸送を阻害することが報告されている。(SOD1の変異はALSの原因のひとつである事が判っている)

シカゴにあるイリノイ大学のスコット・ブラディーらの発見によると、変異したSOD1タンパク質はP38MAPK (P38 ミトゲン活性化タンパク助酵素)の通路信号活動を上昇させる。一方でP38MAPKは軸索輸送の動力を提供する分子モーターを変形させ、その作業を適切に行う事をできなくしてしまう。

この発見はSOD1またはSOD1とP38MAPKタンパクとの連携を標的にする事がALSの治療戦略になる可能性を示している。


[分子介添え(Molecular chaperone)が軸索輸送の欠陥を救う]

他の関連する研究を行う研究者らの報告によると、変異SOD1に引き起こされた、細胞本体から遠くなる方向の高速軸索輸送のスローダウンは「分子介添え」すなわち、他のタンパク質の適切な梱包や展開を行うタンパク質によって是正する事が可能である。

イカの軸策での研究では、heat-shock-protein110 (HSP110)がSOD1によるMAPKタンパク質のの活性化をブロックし、軸索輸送の欠陥を完全に是正した。

さらに彼らの発見によると、変異したSOD1タンパクの存在にもかかわらず、P38MAPKを抑制した化合物は軸索輸送の状態を正常化させた。

これらの発見は、変異SOD1またはそのP38MAPKタンパクとの連携、またはP38MAPKそのものを標的にする事にALS治療法の可能性があることを示している。

[原文]
http://alsn.mda.org/news/transport-problem-may-cause-motor-neuron-death

2013年7月6日 Zenigata
「脳」のシミに緑茶の効果
緑茶に含まれるカテキンの一種EGCGが,アミロイドという繊維状のタンパク質の凝集を阻止する効果を持つことが新たな実験で示された。このタンパク質が脳で凝集してプラークを形成することが,アルツハイマー病など神経変性疾患の発症に関与していると考えられている。この実験でEGCGは,銅,鉄,亜鉛を含むアミロイド凝集物の形成を防ぐだけでなく,既に形成された凝集物の構造を破壊した。今後はEGCGを脳で作用するよう調整し,プラーク形成抑制効果についてショウジョウバエを使った実験で検証する予定だという。(吉田素子)
http://medieigo.com/articles/-/1033
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.