この成果は4月1日発行の英国科学誌「ネイチャー・ストラクチャル&モレキュラー・バイオロジー(Nature Structural & Molecular Biology)」に掲載された。また研究は文部科学省科学研究費補助金および内閣府最先端・次世代研究開発支援プログラムの支援のもとで行った。
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http://www.titech.ac.jp/file/pr20130422_osumi.pdf
ALSのマウスモデルの胚性幹細胞(ES細胞)と、ヒトのALS患者の細胞から作製したiPS細胞をもとに運動ニューロンを作り出して、約5000種類もの化合物をテストした。その結果、ケンパウロン(分子式C16H11BrN2O)と呼ばれる化合物を与えた場合に運動ニューロンが細胞死に至らず、高い生存率を示した。